補機バッテリーの罠 プリウスやアクアなどのハイブリッド車には、走行用の「メインバッテリー」とは別に、システム起動やライト・エアコンを動かすための「補機バッテリー(12V)」が搭載されています。ハイブリッド車はエンジンがかかっていない時間が長いため、この補機バッテリーが弱っていることに気づきにくく、ある日突然システムが起動しなくなるトラブルが多発しています。
交換コストの違い ハイブリッド車の補機バッテリーは、車内(トランクや座席下)に設置されていることが多く、発生するガスを車外に排出する専用のホースが付いた特殊なタイプが必要です。そのため、一般的なガソリン車のバッテリーよりも価格が高く、交換工賃も割高になります。「エンジンがかかるから大丈夫」と過信せず、3〜4年ごとの定期交換が必須です。
電子制御とエーミング(校正) 最近の車は「衝突被害軽減ブレーキ」などのセンサーがバンパーやフロントガラスに埋め込まれています。もし事故でバンパーを交換した場合、単に付け替えるだけでは済みません。センサーの角度や認識を調整する「エーミング(特定整備)」という作業が必要です。修理を依頼する際は、この特定整備の認証を受けた工場であるかどうかが、安全性を左右する重要なチェックポイントになります。